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港は陸上面積177ヘクタール、水域117ヘクタールで、埠頭は総延長約12キロに及んでいる。
主港は、約10.7キロに及ぶ埠頭と8べ一スンから成っている。各べ一スンの水深は1号と2号が7.5m,3号と4号が10.0m,5号が9.0m,6号〜8号が11.0mである。
フェリー・ターミナルはべ一スン1号にあり、コンテナ・ターミナルはべ一スン7号にある。バラ荷およびオイルはべ一スン3号〜6号と8号で扱っている。
また、主港には漁港およびヨット港(水深4.0m)がある。
東港は陸上面積60ヘクタールで、べ一スン9号と10号および埠頭(全長2,075m)から成っている。
石炭ターミナル(9.6ヘクタール)には長さ645mの埠頭がある。
輸入埠頭は長さ430m、水深13.5m、輸出埠頭2基は各長さ125m、90m、各水深12m、8mであり、満載状態で最大6万DWT船、半載状態では最大15万DWT船の収容が可能である。
輸入埠頭には、荷揚げ用クレーン2基(各能力:2,500トン/時)およびコンベヤ・ベルトがある。
輸出埠頭には、積荷用クレーン1基(能力:2,000トン/時)がある。
多目的ターミナル(面積32ヘクタール)には長さ450m、水深12.0mの埠頭があり、Ro/Roバース(長さ250m)、重量貨物クレーン(能力50トン)、多目的クレーン(能力25トン)、倉庫(床面積12,000平方m)、各種貨物(木材製品、車両、中継貨物などを含む)用の露天置場(約126,000平方m)などの設備がある。
オールフス港の全倉庫面積は13.4万平方mで、このうち2.3万平方mは港湾局所有の倉庫、その他は民間倉庫である。
保税倉庫(床面積2万平方m)および冷凍倉庫(3万立方m)がある。
港湾局は、大型コンテナ・クレーン、一般貨物用ジブクレーン(能力2.5トン〜35トン)19基、重量貨物クレーン(能力50トン)1基、移動クレーン2基(能力1.25トン、4.0トン)を所有している。民間も各種多数のクレーン、フォークリフト、コンベヤなどを所有している。
 
 

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