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(B)海運事情と保有船主の実態
ノルウェーに登録されている海運会社は、外資系のものを含めて2百数十社に達しているが、各社の保有船腹量の規模は、最大のBergesen D.Y. A/S の46隻(約458万G/T)とJahre. Jorgen, Shipping A/S の16隻(約121万G/T)を除けば、それ程大きなものでない。
次いでUgland Groupの25隻(約86万G/T)、Wilhelmsen, Wilh, Ltd. A/Sの20隻(約82万G/T)、Mosvolds Rederi, A/Sの10隻(約80万G/T)、Knock Tankers Ltd.の11隻(約76万G/T)、Kvaerner Shipping A/Sの37隻(約66万G/T)、Sorensen & Sonner A/Sの11隻(約66万G/T)、Hoegh, Leif, & Co. A/Sの21隻(約60万G/T)、Havtor Management A/Sの27隻(約58万G/T)、Klaveness, Torvald, & Co. A/Sの22隻(約57万G/T)、Bona Shipping A/Sの11隻(約53万G/T)、Knutsen O.A.S. Shipping A/Sの15隻(約51万G/T)、Rasmussen Management A/Sの7隻(約50万G/T)、Storli. Skibs A/S の25隻(約45万G/T)、Jebsens A/Sの41隻(約32万G/T)などが挙げられる。
ノルウェーの船主は、タンカー、バルク・キャリア、一般貨物船などの分野では、外国との競争上、次第に不利になってきており、最近では運航費を下げるため船籍を外国に移して外国人船員を雇用する動きが活発化している。
一方、液化ガス(LNG,LPG)の部門では、近代化された新造船を稼働して、国際競争力をもっている。
ノルウェーの主な海運会社とその保有船舶は、次の通りである。
 
 
 

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