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日本からオーストリア向け輸出に必要な船積み書類:

a)インボイス

税関申告のため、最低2通の商業インボイスが必要である。 このインボイスには、荷送人及び受取人の名前、住所、積荷の種類、記号、梱包数、金額、原産地、その他通関業務に必要な情報を記載しなければならない。なお、要ライセンス品目については、輸入業者がプロフオーマ・インボイスを要求してくる場合がある。

b)船荷証券

様式及び枚数に特定の規定はない。

c)パッキング・リスト

必ず要求されるとは限らないが、用意しておく方がよい。

d) 原産地証明書

税関で輸入が簡易承認される、いわゆる自由化されている品目のうち、若干の品目については原産地証明書が必要である。


(C) 輸入資金の調達状況

オーストリアは、自国産品の国際競争力強化のため、自国工業水準の向上に努力しており、このため、海外とくに資本主義国の優れた高度技術を高く評価し、重化学工業品の輸入を積極的に行っている。
 従って、これらの輸入に際し、代金支払いのために必要な外貨も為替ライセンスの必要はなく、公認為替銀行から自由に買入れることができるので自己資金があれば問題なく事務的に円滑に処理することができる。


(D) 契約条件

オーストリアの契約条件は、一般に国際慣習に従って行われており、契約に当っては船価、納期が重要視されるのは勿論であるが、支払いは対象が中小型船舶で大きな金額ではないので、現金払い、もしくは一般に行われている程度の延払いである。





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