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事者の養成、漁携技術の向上、漁業希望者の基礎教育訓練などを実施している。
 また、チャンギには東南アジア漁業開発センターの後援により、海洋漁業研究所を設置している。
 漁業の管轄官庁は、国家開発省(Ministry of National Development)に所属する漁業部であり、漁業の新興にカを入れているが、具体的な漁業政策や開発ブロジェクトなどは発表していない。

 (C)漁船保有状況シンガポールの漁船数の推移をみると、83年には前年比17%減の516隻、また84年も前年比6%減の483隻、87年現在では425隻(うち、動力船400隻、無動力船25隻)と、大幅な減少を見せている。
 100G/丁以上の鋼造漁船は、84年の20隻(5,008G/T)をピークとし、85年は、隻数べ一スで対前年比25%減の15隻(3,824G/T)と大きく減少したが、85年以降ほとんど変化もなく、89年末現在15隻(3,875G/T)となっている。

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