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パソコン用船舶基本設計計算ソフトウェア

当会のパソコン用プログラムは、汎用電算機のために開発したプログラムをNEC・PC-980シリーズに改良・移植したもので、汎用機の精度とワープロの簡便性を併せ持ち、中小型船に特有の複雑な船型にも充分対応できる許容度の高いプログラムとなっている。共用メデイアは3.5インチ又は5インチの2HDフロッピーディスクで、ハードディスクにも対応している。
○ハイドロ・スタビリティ計算プログラム Ver93
船型データを作成し、排水量計算、海水流入開口計算、GZクロスカーブ計算、各種複原性規則計算及び許容GoM計算を行う。
尚、本プログラムは、以下プログラムを使用するのに必要である。
○グロス・トン計算プログラムVer88
新測度法に基づき初期計画用の総トン数の計算を行う。船型データに基づき分長点、分深点を割り出し、付加物その他を加え総トン数計算書様式にあわせて諸数値をを出力する。
○タンク客種計算プログラムVer88
軸型データに基づき、いわゆる「マップの考え方」により各タンク・ホールドを定義し、タンク容積、重量、重心位置等を出力する。
又、球形タンク、円筒形タンクにも対応できる。
○馬力推定計算プログラムVer89
7種類の推定図表及び水槽試験の成績などを考慮し、計画船の主要目をもとにEHP、BHP係岸曳引力及びプロペラ要目の指定ができる。なお、本プログラムは独立して運用できる。
○トリム計算プログラム Ver89
10載貨状態までの重量重心トリム計算を書式にあわせて算出するほか、前出の「ハイドロ・スタビリティ計算プログラム」と接続できる。
○縦強度計算プログラム Ver90
船体形状及び重量分布等から静水中に浮かぶ船体に働く縦剪断力(S・F)及び縦曲げモーメント(B・M)を載貨状態毎に計算す

 

 

 

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