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訓練コース

油防除実習

油流出事故に対応した各種資機材の取扱い運用等実動に即した訓練を行います。

 

平成元年、アラスカ湾で発生した大型タンカーの座礁に伴う大規模流出油事故を契機に、平成2年に「1990年の油による汚染に係る準備、対応及び協力に関する国際条約」(OPRC条約)がIMO(国際海事機関)で採択され、わが国も平成7年にこの条約に加入しました。
同条約は、大規模油流出事故に対応するため、防除体制の強化及び国際協力体制の確立等を目的として、国内体制の整備、国際協力及び流出油防除の人材育成を規定しています。
当センターでは、「流出油防除の専門訓練コース」を開設し、流出油事故が発生した場合に必要な、流出油の拡散防止、油の回収等の防除活動を迅速的確に実施するため、事故に応じた流出油拡散の予測、防除計画の策定等の座学と実際に油を使った実習が可能な機材取扱プールや人工海岸等の設備を使用した実習及び海上での実習を行っています。

 

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