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訓練コース

消防実習

消防設備の使用方法及び油・液化ガス火災の消火技能訓練を行います。

 

四方を美しい海に囲まれた我が国は、原油をはじめLPG,LNG、有害液体物質等の主要物質を海外からの輸入に頼り、各種タンカーによって大量に海上輸送されています。
これらを輸送する大型船舶の衝突・座礁により、あるいは陸上保管施設の事故等により火災が発生した場合は、人命はもとより、自然環境に多大な悪影響を及ぼすことは、過去の事例からもはっきりとした事実です。
海上災害防止センターでは、全国でただ一つの海上防災の実習訓練機関として、タンカー、フェリー等の乗組員、石油、流化ガス、液体化学薬品開運施設等の従業員を対象に、防災に必要な知識の習得を内容とする座学と油・液化ガスの消防実習、有害液体物資防除実習等を実施しています。
この訓練は、STCW条約に基づいて船員法に定められたタンカー乗組員に必要な消防講習として、運輸大臣の指定を受けています。

 

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