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訓練施設紹介

 

海上災害防止センターは、昭和49年、東京湾で発生した大型タンカーの衝突火災事故及び水口港における大量流出油事故を契機に、昭和51年、海上防災のための措置の実施、資機材の保有及び海上防災訓練等を行う民間の中核機関として設立されました。
発足以来、当防災訓練所では、平成8年3月までに延べ3万9千人の船舶関係者、石油関連施設従業員等の方々に対し座学及び消防実習等の訓練を行ってきました。さらに平成8年3月には油防除訓練施設が完成し、より一層効果的な訓練を実施しています。

 

〜充実した施設〜
◎研修棟(本館)には、各種座学を行う教室及び28名収容の宿泊施設(個室)を有するとともに、研修棟(別館)には、漂流油拡散等を予測するシュミレーションルーム及び優れた視聴覚設備を備えた視聴覚教室を完備しています。
◎東京湾にある第二海堡に模擬機関室、丸タンク、液化ガス消火装置等の施設を建設し、全国唯一の消防実習を行っています。
◎造波装置を備えた機材取扱プール及び砂浜・テトラポット・岩場を配した模擬海岸プールを使用し、世界でも画期的な油防除訓練を行っています。
また、世界の代表的なオイルフェンス、油回収装置等の各種油防除資機材を豊富に揃えています。

 

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◎研修所
所在地 横須賀市新港町13番地2,185.78?
本館 鉄筋コンクリート造4階建1,664.1?
別館 鉄筋コンクリート造2階建643.1?
機材取扱プール12m×8m×4m(長×幅×深)
模擬海岸プール21.5m×8m×1.85m(長×幅×最深)教室、シミュレーションルーム、油防除資機材庫、宿泊施設

 

◎消防演習場
所在地 千葉県富津市富津字洲端2433(第二海堡)
敷地2,018.7?
建物 模擬機関室 鉄筋コンクリート造平屋建21.3?
スモークルーム鉄筋コンクリート造平屋建75.0?
教室 鉄筋コンクリート造平屋建70.7?
施設 丸タンク 鋼鉄製4.8m×0.9m(直径×高)液化ガス消火装置

 

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