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   ・横断歩道設置の要望等について………現在検討中

(4)会議等の開催

 地域問題解決のため、地域安全推進隊会議・地域防犯懇談会を計34回実施した。(参加人員790名)

 4 活動事例

和白東生活安全推進班による地域安全ニュースの定期発行

東福岡地域安全推進隊の下部組織である和白東生活安全推進班では、東警察署の支援を受けて、地域ぐるみで犯罪等に強い環境整備活動を展開しているところであるが、この度独自に地域安全ニュースを定期発行し、自主活動の促進に努めている。

(1)地域安全ニュース

 ア 名称「和白東地域安全だより」

 イ 発行者 和自東推進班

  代表 和白東推進班長〜校区自治連合会長

  事務局 和白東公民館

 ウ 発行

   A毎月1回(250部)、校区内回覧

   B創刊号(平成8年11月)

(2)発行に至るまでの経緯

 ア 和自東推進班では、「犯罪等に強い環境整備活動」をテーマに掲げて、

   7月20日から8月10日間での22日間、校区ぐるみで校区内の危険箇所の点検を行い、その状況を地図に手書きで記載し各家庭に回覧した。

 イ 同活動を通じて、校区ぐるみの継続的な取り組み、さらには関係機関団体への働きかけなど組織的な体制が必要となったため、和白束推進班を11名から82名に拡大することとし、10月17日(木)、再編結成式を行い、危険箇所の改善・整備を含めた具体的な対策の検討・実施につとめている。

 ウ この一環として、地域住民の意識の高揚と活動への幅広い参加を図るため、地域安全ニュースを発行することとしたものである。

 5 モデル活動地区の効果

 平成8年度に指定され、同年6月4日校区単位に地域安全活動パイロット地区東福岡推進隊(隊長以下278名)を結成した。(現在325名)
 発足当時、東警察署管内では、松島校区および美和校区の2校区が自主的な防犯活動を積極的におこなっており、両校区でこれまで実施していたパトロール・環境整備活動等を推進班長会議あるいは地域安全ニュースなどで積極的に紹介し、推進隊の各校区の参考となるように図ったが、各校区では、どのような活動から取り組んでいいのかわからず会議に明け暮れていた。しかし、夏休みを迎える頃から、他団体との連携によるパトロールを中心として活動が活発ととなるなど、推進隊員および地域住民に自主防犯活動の意識が十分盛り上がっており、今後、その効果が期待される。

 

 

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