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 1 都道府県名

高知県

 2 モデル地区名

宿毛地域安全活動促進モデル地区

 3 重点となる活動項目

(1)高齢者等弱者に対する保護対策の推進

 ア シニア名簿の作成

   各市町村における65歳以上の独居老人の居住実態を調査して名簿化し、警察署、地域警察官の各所管区に備え付けた。

 イ 自治体、推進員、老人クラブ、警察と連携して、高齢者が悪質商法の被害にかからない様に悪質商法を分かりやすく劇風にした寸劇を行った。

(2)中学生による地域安全活動の推進

 ア 自転車安全運転モデル校の指定

   生徒の自転車運転マナーを向上させ交通事故を防止するため、宿毛市立筑紫中学校を自転車安全運転モデル校に指定し、生徒会等が中心となって早朝の自転車指導を実施した。

 イ 中学生自身による地域安全活動を活発にするために小筑紫中学校において、生徒会生活部、担当教諭並びに地域安全専門員等と地域安全についての会議を

   開催し、交通安全、いじめ問題、窃盗被害防止等について協議した。

 ウ 中学生が事故や窃盗被害に合わない様に自転車の反射板、記名シールを配布した。

(3)広報(犯罪抑止)活動の推進

 ア 懸垂幕の掲出

   地域安全活動を広く広報するため、各自治体に大型懸垂幕の掲出を行った。

 イ 自治体広報紙の活用による広報

   各市町村発行の広報紙に広報文掲載の依頼を行い、広く地域安全に関する広報を行った。

 ウ 地域安全ニュースによる広報

   地域安全ニュースを発行し、各市町村全世帯約13,000世帯に配布した。 工沖の島町で実施する悪質商法追放の寸劇の広報用パンフレットを作成、配布した。

(4)連絡等会議活動の推進

 「第46回社会を明るくする運動」に推進員等が参画し、各白治体の執行担当者(総務課長等)及び町内会役職員等との連携を深めた。各学校の校長等約40名と推進指導員、有識者、著名人及び警察署長以下警察関係者が、宿毛警察署会議室において、学校警察連絡協議会を開催した。この他、少年舗道員を中心として、青少年間題にたずさわる団体、婦人会、推進指導員等や警察関係者が出席して、青少年非行防止対策について、少年補導員会を開催した。

(5)地域安全活動の推進

 ア 宿毛布押の川所在の宿毛幼稚園において、園児・学童約140名に対し、地域安全専門員等が、講演やビデオ等を使用して防犯、交通安全教室を実施した。

 

 

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