不良行為少年のうち、喫煙、飲酒で補導した少年は1，052名で総数の43%を占めており、たばこ、酒類自動販売機が少年非行の大きな要因となっていると思料されるところから、性犯罪等を助長する有害図書と合わせて、これら自動販売機の所有者、管理者に対して、自販機の撤去及び販売時間短縮の申し入れをするなどして有害環境排除活動を実施した。

（6）野犬捕獲作戦の実施

　徳島中央公園において、野犬十数匹が住み着き、通学路として同公園内を通学する児童、生徒に対して恐怖感を与えているとの情報をキャッチしたため、直ちに野犬の出没する時間帯及び場所等の実態調査を行い、保健所に野犬捕獲の申請をするとともに同保健所の野犬捕獲作戦に協力し、児童、生徒が安心して通学できるよう野大を捕獲したことにより、児童・生徒の恐怖感を払拭し、父兄・学校などから感謝されている。

　5　モデル地区活動の効果

　モデル地区として、当面の推進施策を掲げ、地域住民、企業、自治体等が一一体となり自主防犯対策を基本として地域安全活動を推進した結果、

＊駐輪禁止区域における放置自転車の減少

＊変質者によるわいせつ行為等声かけ事案の被害激減

＊公衆電話ボックス内のピンクビラの貼付件数の減少

　等の効果を上げることができた。

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