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「なんでも地域安全相談コーナー」を開設した。
 相談コーナー開設にあたっては、町内回覧やスーパー店頭への広報紙貼付等事前広報を行い、地域安全推進員が受付窓口となり、警察、防犯連合会専従職員、防犯アドバイザー、少年警察協助員、岡山市職員等が各種相談を受け付けた。地区の世話役である地域安全推進貝が、相談窓口を務めることで、地区住民も相談しやすく、様々な相談が寄せられ好評であった。また、同相談コーナー開設中に、女子高生やその父兄から痴漢の発生とその対処方法についての相談も多くもちかけられたことから、

 ○地域安全ニュースに「ご注意マップ〜痴漢編〜」を掲載し、地区住民に注意を喚起するとともに、痴漢情報提供を依頼

 ○多発地域における地域安全推進員を中心とした、PTA、町内会等地域ぐるみのパトロール及び監視活動を実施

したところ、多くの情報が寄せられ、公然獲愛犯人検挙につながるという事例も見られ、地域の不安を解消した地域安全推進員の活動に対し、地域住民の信頼を得ることができた。

 5 モデル地区活動の効果

 モデル地区の指定により、岡山西地域安全推進員を中心に各種地域安全活動が展開され、地区住民の地域安全活動への積極的参加等自主的地域安全意識の高揚が見られ、刑法犯罪発生件数は、前年度5,039件に対し、本年度4,544件(495件減)と減少するなどの成果があった。

 

 

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