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1 都道府県名
神奈川県
2 モデル地区名
本牧原地区地域防犯活動促進モデル地区
3 重点となる活動項目
指定地区は、本牧原町内会、パークシティ本牧自治会、壱番館パークコート自治会の3町内(自治)からなり、マイカル本牧を中心とした商業地区、パークシティ本牧等のマンション街および旧来の住宅街と大まかに3地区に区分されているが、マイカル本牧地区には娯楽施設が多くなってきたこともあり、他地区からも大勢の人が集まり、乗物盗などの犯罪が増加傾向にある。
そこで、重点を乗物盗防止、環境浄化活動とし、
○ 広報啓発活動
○ 防犯登録、カギかけ、名書きの点検・指導
○ 有害広告物の撤去活動
○ 巡回パトロールの強化
等の活動を展開した。
4 活動事例
〜乗物盗防止活動及び有害環境浄化活動〜
指定地区は、いわゆる新興の商業街であり、近年、遊戯場、ゲームセンター、更には集合映画館等娯楽施設の出店が相次いだため、人の動きが活発になり、その結果、乗物盗を中心とした犯罪や違法駐車の増加或いは沿線道路での暴走行為等地区内住民にとって、平穏な生活が脅かされる状況が表面化しつつあったところであり、モデル地区の指定は、地域住民自らが「自分達の町は自分達で守る」という意識を持つための有効なきっかけとなり、住民自身による地域安全活動が円滑に行われるようになった。
○ 広報啓発活動  毎月1同地域安全ニュースを発行し、管内の犯罪発生状況等の各種情報を地域住民に提供し、自主的活動の指針としている。
○ 防犯登録、カギかけ、名書きの点検指導  春、秋の地域安全運動においては、繁華街であるマイカル本牧において、買物客、通行人等を対象として防犯指導を実施した。
○ 有害広告物の撤去活動  環境浄化活動の一環として、有害広告物の撤去活動を定期的に実施している。
○ 巡回パトロールの強化  交番勤務員と連携し、被害多発場所、少年のい集場所等の巡回パトロールを毎月1回実施している。
等乗物盗防止および環境浄化のための活動を推進した結果、乗物盗については、自転車盗が増加したものの、オートバイ盗については大幅に減少した。
5 モデル地区活動の効果
本牧原地区は、旧米軍施設跡に出来た商業地区、高層マンション群からなるいわば新興

 

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