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補償巻線付の直流機では基準出力の0.15%
基準出力とは、一定速度のとき、最大定格電流・最高定格電圧における出力とする。電圧による速度制御のとき、最大定格電流と、損失を求めようとする回転速度におけるその端子電圧とを組合わせた場合の軸出力をとる。界磁制御の電動機のとき、定格電圧と、最大定格電流とを組合わせた場合の軸出力をとり、最低速度における場合は上記の値とし、他の速度の場合は表2・8の係数を乗じたものとする。
 

表2・8漂遊負荷損速度係数

 
(9)WF;界磁損If2Rf(W)
ここにIf;界磁電流(A)
Rf;界磁巻線抵抗(基準温度に換算した値)(Ω)
(4)規約効率の計算例
表2・9及び表2・10に発電機と電動機の計算結果例を示す。
 

表2・9 50kW−4極−220V−227A直流発電機効率計算例

 

 

 

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