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はしがき

船舶の電気ぎ装工事は航行の安全を守るため、適正な設計のもとに工事が行われ、その工事は信頼性、経済性に富んだものでなければならない。
本書はこのような観点から、諸法規及び規則に適合した設計要領について記述してあるが、船舶電気装備技術基準編(その2)、船舶電気計算編等地の指導書と並行して学び、よい設計を行うよう努力して戴きたい。
また、現場工事者も船主、検査機関と工事上の打合せを円滑に行うために電気ぎ装に対する計画、設計の方法及び諸経過を知っておく必要があるので本書によって学ぶよう心掛けて戴きたい。
なお、本書は日本財団の補助を得て作成したものである。

 

 

 

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