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(2)配線用遮断器
(a)遮断容量
配線用遮断器は、指定の回路条件の下で規定の動作責務(遮断→リセット→投入、遮断)に従って短絡電流遮断試験を行い、その電流遮断の性能を確認されることを要する。JISC8370(配線用遮断器)によれば定格遮断電流は次の如く区分されている。

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注:交流の場合は短絡発生後1/2サイクルにおける交流分の実行値とする。
(b)開閉耐久性能
JISC8370(配線用遮断器)によれば規定の回路条件の下に、指定の開閉頻度で、定格電流の開閉と、無通電の開閉を指定回数実施し、機械的、電気的に支障があってはならない。下表は交流用配線用遮断器の通電回路条件と試験条件を示す。

 

 

 

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