日本財団 図書館

共通ヘッダを読みとばす


Top > 技術 > 海洋工学.船舶工学.兵器 > 成果物情報

通信講習用船舶電気装備技術講座(電気理論編・初級)

 事業名 船舶の電気装備技術の向上
 団体名 日本船舶電装協会 注目度注目度5


 

波数(このことについては7・5・1参照のこと。)は、基準周波数(ここでは60Hz)の上下8Hzに選ぶ図8・14(b)はこれを示す。
故にL1及びC1は68Hzの周波数に同訓し、また、L2及びC2は52Hzの周波数で同訓するように製作されている。故に周波数が68Hzの場合はMIの電流I1は最大でM2の電流I2は最小、周波数52Hzの場合はM2の電流I2は最大でM1の電流I1は最小である。そこで、M1とF1とにより生ずるトルクTIとM2とF2とにより生ずるトルクT2。とは互に反対方向となるようになっているから、この両トルクが平衡した位置で可動コイルは静止する。この原理によって周波数計が構成されている。
この計器は、同調回路を用いて共振現象をとらえているので、きわめて感度のよい計器といわれている。

 

8・10 同期検定装置

2台の交流発電機を並行運転するために必要な条件は、(1)電圧が等しいこと、(2)周波数が等しいこと、(3)位相が一致していること等である。(1)は電圧計により界磁調整器で行い、(2)は周波数計によってガバナー調整をしても、(3)は(2)と併せて同期検定装置によらざるをえない。これには、次の種類が一般に使用されている。
8・10・1 同期検定灯
同期検定装置のうちで最も簡単な装置が同期検定灯を使用したもので、ここでは、

148-1.gif

図8・15

三相交流発電機の並行運転について説明する。
図8・15はA機、B機の同期検定灯の接続図を示す。
図8・15において、A機の運転中にB機を並行運転させるためには、B機の駆動エンジンのガバナーを調整し、A機の運転状態に近づきL1の電灯が消え、L2、L3の電灯の明るさが等しくなったら、その時に主スイッチSを閉じれば並行運転ができる。
この理由について述べよう。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






サイトに関するご意見・ご質問・お問合せ   サイトマップ   個人情報保護

日本財団会長笹川陽平ブログはこちら



ランキング
注目度とは?
成果物アクセスランキング
7位
(30,295成果物中)

成果物アクセス数
666,790

集計期間:成果物公開〜現在
更新日: 2018年11月17日

関連する他の成果物

1.通信講習用船舶電気装備技術講座(電気装備概技術基準編・初級)
2.通信講習用船舶電気装備技術講座(電気装備技術基準編(その1)・初級)
3.通信講習用船舶電気装備技術講座(電気機器編・初級)
4.通信講習用船舶電気装備技術講座(電気艤装設計編・中級)
5.通信講習用船舶電気装備技術講座(電気装備技術基準編(その2)・中級)
6.通信講習用船舶電気装備技術講座(電気計算編・中級)
7.通信講習用船舶電気装備技術講座(船舶法規編・中級)
8.通信講習用船舶電気装備技術講座(試験検査編・中級)
9.通信講習用船舶電気装備技術講座(レーダー・基礎理論編)
10.通信講習用船舶電気装備技術講座(レーダー・装備艤装工事編)
11.通信講習用船舶電気装備技術講座(レーダー・機器保守整備編)
12.船舶電気装備技術講座(GMDSS・基礎理論編)
13.船舶電気装備技術講座(GMDSS・艤装工事及び保守整備編)
14.船舶電気装備技術講座(GMDSS・法規編)
15.船舶設備関係法令及び規則(資格更新研修用テキスト・強電用)
16.船舶設備関係法令及び規則(資格更新研修用テキスト・弱電用)
17.船舶電気装備資格者名簿(平成8年7月現在)
18.「船舶の電気装備技術の向上」の報告書
19.船舶電装業の経営合理化に関する指導事業の実施内容
  [ 同じカテゴリの成果物 ]


アンケートにご協力
御願いします

この成果物は
お役に立ちましたか?


とても役に立った
まあまあ
普通
いまいち
全く役に立たなかった


この成果物をどのような
目的でご覧になりましたか?


レポート等の作成の
参考資料として
研究の一助として
関係者として参照した
興味があったので
間違って辿り着いただけ


ご意見・ご感想

ここで入力されたご質問・資料請求には、ご回答できません。






その他・お問い合わせ
ご質問は こちら から