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力率cosθのθ=0のとき1、θ=π/2(=90°)〔rad〕のとき0(6・1・5参照のこと。)であるからcosθは1〜0の値にあるから一般に少数又は百分率〔%〕で表している。
7・6・4 回路定数と力率との関係
7・6・3で述べたとおり、力率は電圧と電流の位相差θの値によって変わることから、回路定数R、Zなどによって変わることが理解できる。

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図7・53

図7・53のとおりR・L直列回路のベクトル図を例にとる。
これから力率cosθを求めれば

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一般にインピーダンスがZ〔Ω〕で抵抗R〔Ω〕であるところの直列回路の力率はR/Zとして求めることができる。
7・6・5 各種負荷の力率の値
負荷の種類によって力率の値は異るが次に参考のため示す。

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