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図7・21(a)のように、3・3に述べた静電容量(c)を接続した回路に交流電圧ν=√2V sinωt(V)を加えると、
?νが最大のとき充電される電気量が最大、充電のため流れ込む電流は雲となる。
?νが減少しはじめると充電された電気量は逆方向の放電電流として放出される。
?νが零になったとき電流が最大となる。
?、?、?の有様は図7・21(c)の図によってわかると思う。
このようなことで交流が静電容量(c)を通貨するが、この通過電流iはνよりも

098-1.gif

これをベクトル図で示すと図7・21(b)のようになる。そこで、周波数をf〔Hz〕とすれば、実効値I〔A〕とV〔V〕との間には次の関係がある。

098-2.gif

(7・27)式の複素数表示

098-3.gif

 

 

 

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