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もし、T=1〔s〕であれば、(6・4)式は

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(2)周波数

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図7.5

1〔S〕に繰返されるサイクルの数を周波数といい記号にfを用い、単位は、〔Hz〕を慣用する。図7・5についてこれを示せば、f=5〔Hz〕である。これは1秒間に5回転したことになる。そして

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とかける。よって(6・4)式から

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と書ける。
また、ω(=2πf)を角周波数ともいう。
〔応用〕(1)陸上の電源周波数は関東方面は50〔Hz〕、関西方面は60〔Hz〕で、船舶では60〔Hz〕が原則で、場合によっては50〔Hz〕もある。
(2)交流発電機の極数は図7・1、及び図7・2では2極(N.S極、これを1対の種ともいう。)を示したが、一般的には磁極数をP極とし、毎分回転数をN〔rpm〕とすれば、次のような考え方で周波数〔Hz〕の式が得られる。

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