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3−2−2. セントジョーン造船所
セントジョーン造船所は日本海事協会(NK)に仲介の労をとって戴くことにより訪問が実現したものである。同社宛に予め提出した質問書には、カナダ・コーストガードから回答がなかった場合も想定して、カナダ国の船舶検査制度に関するものを多く含めていたが、コーストガードから返信を受け取っていたことであり、かつ、同社は最近の10年間は専ら艦船の建造を手掛けていたことから、訪問時には船舶検査関する質問は差し控え、同社の沿革と今後の方針の聴取及び設備見学に留めた。
訪問は8:30の予定であったが、事務局の手違いから9:00に訪ねたにも拘わらず、副社長をはじめ多数の方々の歓待を受けることとなった。

 

訪問日時:1996年10月24日(木)9:00〜11:00
場所:Saint John Shipboilding Limited
BaySide DriVe
P.O.BOX 970
Saint J0hn,New Brunswick
CANADA E2L 4E5
面会者:Mr.CONWAY DAVIS
(6名)Vice President Engineering
Mr.DAVID LE CLUE,P.Eng.
Director Systems Engineering
Mr.JOHN FERRIS,P.Eng.
Manager of Marine Engineering
Mr.D.W.SSHEPHERD,P.Eng
Manager,Hull Product Engineering
Mr.CHRlS RITCEY,P.Eng
Production Suprvisor
Mr.W.J.(BILL)THERIAULT
Manager of Procuremt

 

1. 沿革等
副社長 CONWAY DAVIS氏談:
当造船所はかなりの年数が経っている。30年前にアービング(IRVING)によって経営されるようになった。このオーナーは大きなプライベートなグループ・カンパニーで、経営者アービング一家はここに住んでいる。

 

 

 

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