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2.8 注意事項
(1)バッテリーパック(NBB−248)の充電には専用の充電器NBA−4141を使用して下さい。
(2)バッテリーパックの充電は、周囲温度が0〜40℃の範囲内で行って下さい。この温度範囲外では、充電が正常に行われない事があり、場合によっては危険です。
(3)ニッカドバッテリーはその性質上(メモリー効果)、容量が残っている状態で充電を繰り返しますと、次第に定格容量まで充電できなくなります。但し、その度合いはそれ程大きくありませんので、実用的には支障ありません。
 なお、バッテリーを定格容量まで充電するためには、本体のBUSYランプが点滅するまで(バッテリー容量モニター)放電してから充電すると効果があります。弊社ではこの用途に使用できる、専用の放電器NBL−194をオブションで用意しています。
(4)ニッカドバッテリーの性能を長い間保つためには、下記の点に十分注意して下さい。
・電源スイッチの切り忘れ等による過放電をしないこと。
・高温多温の場所、直射日光の当る場所等での保管、使用をしないこと。
・本体BUSYランプが点滅するまで使用したあと充電をすること。
(5)バッテリーパックが不要となった場合には、最寄りの支社、営業所、出張所、駐在員事務所あるいは日本無線代理店までお持ちください。
(6)本装置のアンテナは本体と一体形となっています。このため、アンテナを外すには専用工具が必要です。無理やり外そうとしますとアンテナまたは本体を損傷する恐れがありますので、専用工具(形名 6ZXDO0095)を使用して下さい。
(7)チャンネルスイッチを周波数が設定されていないオプションのチャンネルにしますと、スピーカーから、ブザー音が出て誤操作に対する注意を喚起します。
この場合には実装チャンネルに再設定してご使用下さい。
(8)1996年11月23日以降、装備する双方向無線電話装置には、Ni-cdバッテリーパック(NBB-248)の外に、一次電池(NBB-389、リチウム電池使用)を添付することが義務付けられます。この電池は非情持出専用のものであり、通常は使用しません。また、有効期限が2年以上と決められており(NBB−389の有効期限は未定)、期限ごとに交換する必要があります。

 

 

 

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