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2.2 測定方法と計算方法

(1) 電気性能試験のための測定方法の概要
電気性能試験のための測定計の一例を図5−1に示す。

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注1 測定系のホーンアンテナとSART間の距離(S)は、電波の部分的照射による計測レベルの誤差を減らすために、アンテナ開口部の対角線長(D)と波長(λ)から2D2/λ以上離すこと。
またSが長過ぎる場合、伝搬損失(スパンロス:Ls)が増えて計測が難しく、逆に周囲の反射などにより、誤差が増えるので、一般的には2m程度が適当である。

図5−1:電気性能試験のための測定系の例

(サーキュレータを使用するもの)

 

 

 

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