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4.交通環境の変化
(1)高速道路等の整備と圏域の拡大
運輸省においても「半日で往復できる圏域」において近隣諸国と結ぶ国際港湾を整備することとしている(港湾整備5箇年計画)。
自動車での松山市からの片道3時間圏をみると、高速道路がなかった昭和60年当時に比べて高速道路の整備・延伸とともに他の3県へ拡大し、平成7年現在では四国4県内の過半の市町村が3時間圏内となっている。
松山市を中心とする3時間圏の人口は、昭和60年当時の約240万人から平成7年現在では約250万人(うち四国内の人口は約320万人)へと大幅に増加している。
今後、高速道路や西瀬戸自動車道等の整備・延伸に伴って、圏域はさらに南予地方や島しょ部、徳島市周辺にも拡大するものと見込まれる。圏域の拡大によって輸送の効率化が図られ、地域間の交流が活発化するものと期待できる。

〜松山市を中心とする日帰り圏(3時間圏域)の拡大〜

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