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2.地方港の状況

(1)地方港の位置づけ

ア.地方港の範囲

港湾は利用状況等から、次のように分類される。

■利用状況からみた港湾の分類
5大港 東京、横浜、名古屋、大阪、神戸
6大港 5大港に加え北九州
主要8港 6大港に加え、清水、四日市
主要9港 主要8港に加え、博多
地方港 上記以外
(注)6大港に近隣の川崎、下関を加え「8大港」として協議機関が設置されている

イ.松山港の位置づけ

地方港の中では、苫小牧、那覇、下関、広島、新潟の各港が外貿コンテナの扱い量が多く、主要9港に次ぐ位置にあるといえる。松山港は、他の地方港並みであるが、前章で指摘したようにまだまだ県外他港を利用している部分も多い。これらを松山港利用へと誘導していけば、成長は続き、数年後にはかなり全国におけるランキングも変わってくるものと考えられる。

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