日本財団 図書館


 

3.3 建造中の調査

内航船の近代化を推進するためには、近代化設備の機能面のみならず、近代化に対応するためにかかるコストを把握しておくとともに今後の標準化、工場内製作化等の設計・製作・設備方法における工夫によってコスト削減が望めるのかを明らかにしておく必要がある。
そのための第一段階として、ここでは内航近代化実証船の建造の内、近代化設備に係わる作業を調査した。
今回の建造は造船所等初めての対応であり、必ずしも効率的に作業が進捗したわけではない。造船所による建造中における指摘事項と今後の対応についての考察を以下にとりまとめる。

表3−3−1建造中における指摘事項と今後の対応

042-1.gif

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION