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3.2.8使用ツールについて
GPME機能実現のために以下のソフトウェアツールを使用する。
(1)StP/OMT
OntoEditorのGUI部を実現するプログラムである。米国IDE社の製品で、OMT記法による上流CASEツールであってクラスの定義部分、コード生成のためのプラットフォームとして利用する。
本プログラムは、OntoEditor説明部にて述べたOMT記法の拡張部分のサポートのための改造及び、FLコード生成部分の作成を行うことによりOntoEditorのサブシステムとして用いる。
(2)UIM/X
ProdEditorのGUI部を実現するプログラムである。カナダのビジュアル・エッジ・ソフトウェア社の商品で、GUI構築エンジンのほかにCインタプリタ及びコールバックエディタを持っている。Motifwidget及びリソースの完全サポート、C++コード出力などの機能を持っている。
(3)SoftBench
プログラム開発の下流行程(コンパイル、リンク、デバッグ)をサポートするCASEツールである。米国のHP社の製品で、FL作成用の各種プログラム生成ルールの生成を行い、GPME用にカスタマイズを行う。
(4)NetscapeNavigator
ドキュメントシステムのために利用する。米国のNetscape社の製品で、HTMLブラウザである。本プログラムは、特に改造を行わないが、本プログラムにより表示されるHTML文書を生成するためのプログラムをOntoEditorに備えることにより、ユーザは直接的にはHTMLを記述せずとも本ツールで文書をハイパーテキストベースで読むことができるようにする。
(5)その他
他には、すでにS&O財団所有である、幾何計算部分に利用するCaelum/Platform、DESIGNBASE、オブジェクト指向データベースのObjectStore、STEP対応開発ツールキットのSTEPToolsというツールを利用する

 

 

 

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