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属性へのアクセス、リンク作成/切断などをおこなう低レベルメソッドの自動作成機能。
これらのメソッドは図表記からのC++コード生成の際に自動的に付加される。
(3) EFL開発サイクルのサポート
0ntoEditorを用いて作成したFLが正しく作動するかの確認のための、コンパイル、テスト用メインプログラムとのリンク、実行といった一連の作業をGUIべースでおこなう機能。
図3.2−2にEFL開発サイクルを示す。また、図3.2−3に0ntoEditorでのEFL開発時の画面イメージを示す。
(4) ドキュメントサポート
EFL開発の際にユーザが入力するコード仕様をHyperTextによる形式に変換する機能。
このようなEFLのドキュメント、さらに、CFLのドキュメントも併せてHyperTextの形式により図表記から直接参照することができる。
(5) 外部ファイルによるFL情報ロード/セーブ機能
外部とのFL情報のやりとりを実現するための、ファイルによる入出力機能。GPMEでは、FL情報を検索する形式としてSTEPのEXPRESSに拡張を加えたもを用いる。
3.2.5 ProdEditor
CFLや拡張されたEFLを使ってAPPが作られたとき、そのAPPが正しく作動してPMデータが生成されたかどうかを確認したり、部分的に壊れたPMデータをパッチ的に修正したりするためにProdEditorでは以下の機能を持つ。
(1) インスタンスの内容表示、修正機能
属性値、リンクの有無といったインスタンスの内容の表示、修正を行う機能。図3.2−4にその画面イメージを示す。
(2) ツリー、ネットワーク表示機能
FL内でツリー、ネットワークを構成する特定のアソシエーションを指定し、このアソシエーションに対応するリンクを有するインスタンスに対してそのツリー、ネットワーク関係を表示する機能。図3.2−5にその画面イメージを示す。
(3) 3次元形状表示機能
幾何クラスのインスタンスの3次元表示を行う機能。
(4) 制約条件チェック機能
特定のインスタンスを指定し、そのインスタンスの持つ属性、リンクに付与されている条件を満足しているか、チェックを行う機能。
(5) インスタンス検索機能

 

 

 

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