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必要十分な手続きを定めたものであり、PMDにアクセスするための機能を実装するための指針となるものである。
(5)Product Model Access Interface(PMAI)
プロダクト・モデル・アクセス・インタフェース(PMAI)は、PMDへのアクセスを実装したライブラリ/プログラムである。
(6)Graphical User Interface(GUI)
グラフィカル・ユーザ・インタフェース(GUI)は、FLの拡張とPMDの作成を支援するものである。即ち、FLの内容を表示しその内容を表示してその開発作業を支援するOntoEditorと、PMDの内容を表示してその確認/変更作業を支援するProdEditorとがある。
(7)Application(APP)
アプリケーション(APP)は、PMDにアクセスすることで対象とする業務を行う業務応用プログラムである。このAPPはGPMEとの関係において二種類に分類され、GPMEのFL/PMDを前提とした新規作成アプリケーションをNAPP(Native Application)と呼び、またGPMEを意識せずに作られた既存/市販のアプリケーションをFAPP(Foreign Application)と呼ぶ。
3.1.2GPMEシステムアーキテクチャ
(1)GPME構成要素のシステムアーキテクチャ
図3.1.2に、GPME構成要素のシステムアーキテクチャを示す。以下に、本図に示された各要素の概略説明を記す。
FL/UF:オントロジをC++にて実装したライブラリ。
MUL(Modeling Utility Library):PMデータベースに対するアクセス機能や、インスタンスのクラスタリング/バージョン管理等のインスタンス管理機能、インスタンス情報のファイルによる入出力機能をC++言語にて実装したライブラリ。
PMAP−API:PMAPにて規定された操作を実際のプログラム言語にて実装した、APPの内容に依存しないライブラリ。
OODBMS−API:OODBMS(市販のオブジェクト指向データベース管理システ

 

 

 

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