日本財団 図書館


 

3.1.2機関本体の製作
(1)まえがき
「機関本体の評価・選定」の結果を受け、機関本体の製作を実施した。海中動力源システムの実機適用に当たっては、発電装置と組み合わせたスターリング機関発電装置としての使用が有力と考えられ、本研究開発における試作システムに於いてもスターリングエンジンと発電機を組み合わせたスターリング機関発電装置として使用する。
このため、平成6年度事業では、スターリング機関発電装置本体としてスターリングエンジン本体及び発電機の製作を実施した。
(2)スターリング機関の製作
a.スターリング機関の仕様
本システムに適用するスターリングエンジンは、機関本体評価・選定結果を受け、常圧燃焼仕様の複動型スワッシュプレート方式20kW級エンジン’ASE20S”(アイシン精機)を使用する。
スターリングエンジンの主要目を表3.1.2-1に示す。
b.スターリング機関の構造
図3.1.2-1にスターリングエンジン本体の外形図を示す。又、図3.1.2-2には、スターリングエンジン本体の構造図を示す。
C.スターリング機関単独試験
スターリング機関製造に当たり、スターリングエンジン単体での性能を確認するため、試験を実施し、要求性能を清足することを確認した。
d.スターリング機関の製造写真
写真3.1.2-1〜3.1.2-7に、スターリング機関本体の製作過程写真並びに完成状態の写真を示す。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION