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2)残留応力解析方法の提案
3)実船への適用法:推定システムとその精度と限界
3.6 実船への応用
残留応力推定システムをDW50,000トンのコンテナ船に応用して、二重底の残留応力を計測、解析してその有用性を確認した。
1)残留応力計測:コンテナ船の二重底での残留応力の計測結果
2)残留応力シミュレーション:建造工程順の残留応力解析結果
3)実船に適用した場合の評価
4)実船残留応力の実態:実船での残留応力の大きさを定量的に示す。
3.7 残留応力の影響と低減法
残留応力が構造強度に影響を及ぼすことは良く知られているが、定量的な研究は未だ完全なものにはなっていない。
構造強度の内、座屈、疲労、き裂伝播に関してその影響を検討した。また、合わせて残留応力の低減法についてもいくつかの提言を行った。
1)座屈、塑性崩壊強度への影響
2)疲労強度への影響
3)き裂伝播寿命への影響
4)残留応力低減法

 

 

 

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