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(7)各運転諸元間の相関
陸上、海上及び就航後の3状態での全ての計測結果間の相関の検討結果の中で顕著な例を以下に述べる。図4.12に、各船の燃料消費率とNOx排出率(g/kWh)の相関を示す。図の左側は2ストローク機関、右側は4ストローク機関に分けた・・ストローク機関は、相互に強い正の相関が窺えるが、2ストローク機関は、VIT(燃料噴射時期自動調整装置)の影響が重なるためか相関が見られない。図4.13に、Pmax/トルクとNOx排出率(g/kWh)の相関を示す。2ストローク機関及び4ストローク機関共に、同じような相関にあるように思われる。Pmax/トルクは、燃焼室内の爆発度に係わっており、NOx排出量(g/kWh)は爆発的圧力上昇期における燃焼状態に関連するものと推察される。

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図4.12.1 各船の燃料消費率とNOxの相関

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図4.12.2 各船の燃料消費率とNOxの相関

 

 

 

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