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5.6 ステムとスターンの曲線の作成

線図(側面図)からStem(船首)とStem(船尾)の座標点を両端とその間10〜20個を任意に選びます。途中の円弧部分は円弧処理をして作成するのでその部分の座標値は円弧上の点を選ぶのではなく、円弧に入る前の2つの直線部分を仮に伸ばして交わった仮の交点の座標値を選びます。選択したら、[Create Curve(線作成)]ダイアログボックスのLofted(ロフト)モードの表に端から順に入力します。

ステム形状の線は、最終的には、半幅を持つステムボックスライン(箱線)を作成します。しかし、ステムボックスラインは、側面図では直線と円弧と自由曲線の組み合わせで作成され、正面図ではすべて自由曲線で作成されている特別な線になるため、現図レベルのモデル作成においては、図のように2つの面の交線として作成する方法が考えられます。そのほかにも、直接半幅を持ったステムボックスライン(箱線)を作成する方法も考えられます。ここでは、図のように2つの面の交線として作成する方法を説明します。

038-1.gif

まず、側面方向に正しい線として、ステムセンターライン[Stem CL]を作成します。

038-2.gif

 

 

 

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