ていたが、それを修理しながら運航しているうちに、もはや凹凸にするようなことがなくなった例が多い。このような例でも肋骨等の変形する例は少なく、変形は専ら外板の凹損である。

船側荷重としてRR11基準（案）では、その位置における平均船底勾配に対する船底水圧P1の1/2と、甲板水圧P・との平均を採る。

暫定基準では、PlとP2との平均を採っている。

RR11基準（案）は暫定基準よりも上手な操船、安全な係留を期待しているものと言うことができよう。いずれにしても浸水を起こすような危険な損傷の恐れはない。それよりも危険なのはパネルの振動とハードスポットによるクラックの発生である。

5.3縦肋骨構造の部材寸法

5.3−1船底構造

（1）船底外板

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