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(9) 翼厚比(BTR)
翼の中心仮想厚さを直径で割ったものである。マンガン黄銅製プロペラで、0.04〜0.0程度である。
(10) 翼の傾斜(Rake)
1軸船において翼の傾斜をつけると、船体とプロペラ翼のすきまが広くなり、船体にとりつけた時のプロペラの効率が若干向上する。普通には、10 0前後にとっている。2軸船では傾斜をつけない場合が多い。(図2.1参照)

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(11) 回転方向(2.1項参照)
(12) 翼数(2.1項参照)

2.3 プロペラの単独性能とプロペラ設計図表

プロペラは船を走らせるため、通常、船尾に装備されているものであるが、プロペラ単独の性能を知る方法として水槽試験によるのが普通である。水槽試験には実物のプロペラと幾何学的相似の模型プロペラが用いられ、単独試験時のレイノルズ教Rnpが、ある臨界数以上ならば、実物プロペラの単独性能を表すものと考えてよいとされている。
ここに、単独試験時のレイノルズ式Rnpは次式で表される。

120-2.gif

ただし、n;プロペラ毎秒回転数(1/sec)
D;プロペラ直径(m)
ν;水の動粘性係数(?u/sec)
プロペラにトルクQkg・mを毎砂プロペラ回転数nで供給し、その結果プロペラがνm/secの速度でTkgのスラストを発生したとすれば、このときのプロペラの単独効率η0は、次式で求められる。

120-3.gif

 

 

 

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