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通信教育造船科講座 船舶計算

 事業名 小型造船技術講習
 団体名 日本小型船舶工業会 注目度注目度5


 

085-1.gif

1.5 造波抵抗(または剰余抵抗)におよぼす要素

船体が水から受ける水抵抗の中より、水の粘性による粘性抵抗(または摩擦抵抗)を差し引いたものが造波抵抗(または剰余抵抗)であることは前にも述べたとおりであるが、この造波抵抗(または剰余抵抗)に影響をおよぼす要素は、どのようなものがあるかを調べてみよう。
(ア) 船体主要目
長さ、幅、喫水のうちで、最も大きな影響を与えるものは長さで、次に幅、喫水の順となる。したがって、一定の長さの船で排水量を増加させようとするときは、喫水を増す方が得策であり、排水量を減少するときには、幅を減少させるのがよい。
また、船体のフルネス係数のうちでは、方形係数CB、柱形係数CP、が最も大きな影響を与える。
(イ) 横截面積曲線の形状
この曲線、船体線図の基礎となるだけではなく、その形状が推進性能の良否に直接影響をもっている。一般的にいって抵抗・推進性能上よりみて、中小型船に常用されているフルード数

085-2.gif

の値が約0.30以下の速力範囲では、なるべく排水量を中央に集めて、カーブの前後をふくらませない方がよい。
しかし、特に小型船等は、耐航性の面とまた一般配置からの条件、例えば機関室の位置、船倉の大きさ等設計条件によって左右されるところが大きいので、抵抗・推進性能上だけで横截面積曲線の形状は決められない。一般に、横截面積曲線を作成する場合、良好な成積を得た近似の既製船をタイプ・シップとして選んで検討を加えることが実用的手段としてとられている。
(ウ) 浮心の縦位置lCB
浮心の縦方向の位置は、トリムと推進性能に最も大きな影響をもち、この2点に対する考慮が主となって決められる。
設計しようとする船の計画速力に対応するフルード数について最適の浮心のたて位置を与え

 

 

 

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