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第3.9表構造部材に関する略号

 
3.10 中央横断面図
 
中央横断面図には、船殼構造の主体となる縦強度部材(平板竜骨、外板、舷側厚板、梁上側板、甲板、舷縁山形鋼、縦通肋骨、縦通梁、中央線桁板、内底板、縁板)とその他の縦通部材(側桁板、船側縦通材、甲板下縦桁、倉口縁材、内張板、舷墻など)の配置と寸法とを示し、また助板、肋骨、甲板梁、外側肘板、梁肘板、肋材防撓材などの横強度部材の配置と寸法を記入し、船殻の構造様式を規定するもっとも重要な構造図である。図面には、右側に船体中央部の船倉部、左側に同じく機関室の横断面を中心線の片側だけ画く。船尾機関船では、機関室の中央附近の断面を画く。機関室断面には、主機台、補機台、甲板、機関室囲壁、船楼、甲板室などの構造も画く。横式構造のときは二重底は、主断面に実体肋板を含ませ、別に組立肋板の部分のみを下方に画く。縦式構造のときは、主断面に肋板のない所を示し、別に実体肋板、特設肋骨、特設梁からなるトランスリングの部分を右側に示す。
普通肋骨と深肋骨の交互にある場合は、両肋骨を主断面に重ねて画き、別に両者の関係を平面
 
 
 

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