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通信教育造船科講座 基本設計

 事業名 小型造船技術講習
 団体名 日本小型船舶工業会 注目度注目度5


 

3.7電力調査表

電力調査表の作成にあたっては、補機、甲板機械、照明、電熱、通信、航海、無線、冷暖房装置等に関する電気機器の出力・入力・台数を把握し、個々の装置ごとに、航海中・出入港時・荷役中等の各状態における連続使用負荷と断続使用負荷に区分し、需要率を考慮して最大所要電力を求め集計する。その際、断続使用負荷の合計は、不等率で割って最大所要電力に換算する。不等率は船の種類・大きさ・主機の型式等により負荷の性質、構成が異なるので種々の条件を考慮し、かつ、実際の使用状態を個々に想定して決める。
・需要率(DEMEND FACTOR)
単独文は1群の電力消費機器の通常の使用状態における最大負荷電力と、それらの定格出力に対する入力との比(%)。
・不等率(DIVERSITY FACTOR)
1群の断続して使用する各負荷の最大需要電力の聡和と、その群において同時刻にかかる負荷総和の最大負荷電力との比。
電力調査表の様式は、各自船所において、それそれ独自の様式を用いている。このうちで代表的な日本海事協会の様式による計算方法について簡単に述べ、下記船舶の電力調査表の実例を学習指導書に学習用資科として記載した。
(1)499総トン型 貨物船
(2)961聡トン型 旅客船兼自動車航送船
(3)257総トン型 貨客船
日本海事協会の計算方法
1PG=ΣPC+1/x・ΣP1
ただし、
PG:合計最大所要電力
ΣPc:連続使用負荷の需要電力の合計
ΣP1:断続使用負荷群の最大需要電力
x:不等率、一般には1〜3程度のものが多い。

 

 

 

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