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は廃止された。
この測度法と同施行規則は、「1969年の船舶のトン教の測度に関する国際条約」に基づき、条約及び条約の附属書の規定に従い。上甲板下と上甲板上の閉囲場所の合計容積(m3)から、除外場所の合計容積(m3)を控除して得た密着(Vm3)に係数K1=0.2+0.02log10Vを乗じてK1Vを求め、次にK1Vに施行親則第35条の係数k1を乗じ「総トン数」を求める。ただし、法第5条第3項の運輸省令で定める船舶は施行規則第36条の要件に適合するものに限り、施行規則第37条の係数k2を乗じ「総トン教」を求める。
「国際総トン数」は国原航海に従事するため、「総トン数」は我が国における海事に関する制度上、いずれも船舶の大きさを表わすための指標として用いられる。
また、測度長が24メートル以上の船舶と24メートル未満の船舶では「総トン数」の測度方法が異なる。計算方法の詳細については本書3.6と指導書「船舶関係法規」を対照すれば理解できる。G・Tの概略値を推定するには、
GT=CN×C4
上式中 Lpp×B×D=CN(m3)……キュービック・ナンバー
C4は類似船から求めた係数
(e)主要寸法等の一例
船種、船質、船の大きさ、航行区域等により主要寸法は変化するもので、特に高速を要求される場合は船型は勿論、船質・機関及び艤装品に至るまで極力重量の軽減を計る必要がある。なお、船種が同じ船の主要寸法を単に縮尺又は拡大して使用することは大きな誤りである。そこで船種別に主要寸法等の相異が分るよう第2−1表を次に掲げる。
表中記載の文字は

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