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 自動ガス切断の場合、同一板厚の同一ガス消費量の場合、手動ガス切断に較べて切断速度が、かなり大きくなっている。

3.4 線状加熱による曲げ作業

 

 線状加熱に使用する道具や定盤及ぴ実作業での作業手順等は、“小型鋼船建造要領”を参照されたい。

 

3.4.1 線状加熱による曲げ加工の機構

 

 線状加饒とは、曲げようとする板の表面を加熱バーナーで、ウィービングしないで、直線状に焼くことから、名付けられたものである。この原理は、鋼材が、温度によって膨張することと、鋼材は、降伏点以下の応力では弾性に変形するが、それ以上になると塑性歪となって加えられていた応力を除いてももとに戻らなくなる性質を利用したものである。

 

 第3.7図によって、その曲り機構を説明すると、(a)図のごとく、加熱をはじめると、Aの部

 

 

 

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