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(2.1.6)接地線の船体への接続要領(図1.69) 接地線に圧着端子を取付け、船体又は機器台に溶接で取付けられたスタッド又はパッドにナット又はビスにて圧着端子を固定するのが一般的である。


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(2.1.7)電線がい装接地要領

一般的には次の方法が用いられている。

・接地用リード線を鋼板製又はステンレス板製のラジアスクランプによってがい装に締付けて接地する方法

・リード線を直接がい装に巻付けハンダ付けして接地する方法

・ケーブルがい装端をほぐして接地リード線として接地する方法

・グランドナットと座金の間にがい装端をはさみ締付けることにより接地する方法

・防爆機器などでケーブルクランプのある場合には、このクランプによってケーブルがい装を締付けて接地する方法。又は船舶の電気系統の電線のがい装の接地個所は一般的に(図1.70)による。なお、金属製ケーブルバンドの使用によりケーブルを金属支持金物上に固縛して布設する場合には、一般に自然接地されると認められる場合がある。


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