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通信教育造船科講座 艤装

 事業名 小型造船技術講習
 団体名 日本小型船舶工業会 注目度注目度5




1.2 取扱いと点検要領


各種工器具類はその能力と使用法に合致した取り扱いが必要である事はいうまでも無いが損傷していたり、一部の部品が脱落しているものは補修、交換後使用しなければならない。

また、工器具類は能率良く点検、補修をするために分類して一定期間(1ヵ月、2ヵ月、3ヵ月)を定めて実施したいものである。


1.2.1 チェンブロック使用要領


(1)使用前の点検

(a)フックロの変形してないこと。

(b)フック首の曲り、上金具又は下金具とフック首との隙間が均一であること。

(c)鎖に赤蜻や、ねじれ、摩耗及び変形のないこと。

(d)鎖止めの曲りがないこと。

(e)各部ナット、ワリピンの脱落のないこと。

(f)各部に深い傷のないこと。

(g)軽い荷を吊って巻上げ、巻下しが異常に重くないこと。

(2)使用法

(a)ハンドルに向って、右側の手鎖を引けば荷が上り、左側を引けば下がる。

(b)巻上げるときはブレーキのシメがカチカチと音を立てるが、巻下げのときは、シメの音がしないのが正常である。

(c)巻上る力が急に重くなったときは操作を中止する。巻上げ過ぎると本体に下フックが当り、巻上げの力が急に重くなる。更に巻上げると、下フックや本体を破損する

(d)巻下しの力が急に重くなったときは操作を中止する。巻下し過ぎると、荷鎖の最終リンクがガイドローラに当り、急にショックを感じ、手にかかる力が重くなる。更に、巻下すと、鎖止めを曲げ鎖切断の原因となる。

(e)フックにはワイヤを正しくかける。悪い場合には荷が滑って急に大きな力が加わったり、またフックが変形したりする。

(f)荷をかけたまま長期間放置しない。放置しておくと、ブレーキがしまり過ぎて後日使用のとき差戻しが大変量くなる。

(g)一つの荷を2個のチエンブロックで吊るときは片荷にならないように注意し、止むを得ぬときは2個のチエンブロックの揚重に余裕をもたせる。

(h)ショックのかかる作業の場合は、荷重の4倍以上の揚重のチエンブロックを使用する。





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