日本財団 図書館

共通ヘッダを読みとばす


Top > 技術 > 海洋工学.船舶工学.兵器 > 成果物情報

通信教育造船科講座 艤装

 事業名 小型造船技術講習
 団体名 日本小型船舶工業会 注目度注目度5




2.4 艤装工事の工程管理


(1)一般

艤装工事においては、工程の管理を実行していかなくてはならない。工程管理には、

・大日程的工程管理

・中日程的工程管理

・小日程的工程管理

があるがその時点、その時点でそれぞれの意味をもつものである。

工程管理に関しての注意事項を述べれば、

(a)工程管理は、いわゆるPLAN−D0−CHECK−ACTIONを実行するものでなければならない。単なる机上の計画では何の意味も持たない。すなわち計画を立案し実行に移し、必要な手段を取っていくことが真の工程管理であることをまず銘記すべきである。

(b)よって工程管理はまず実行のできるものでなければならない。いたずらに背伸びしたものは実行不可能となりかえって大きな混乱を招く。

(c)工程管理は単なる工程の順序を示すものではない。必ず配員計画と表裏一体をなしていなければならない。工程管理表自体の中に配員計画を導入してもよいし、また別途工程管理表とは別に個人配員計画表を作り、両者に矛盾のないようにする必要がある。

(d)工程管理はまた“物”の投入計画と表裏一体の必要がある。どんなに秀れた工程管理も、“物”の入手が伴わなければ工事の実行はできない。重要な“物”の投入計画は工程管理の中に当然導入されている必要がある。

(e)艤装工事は多くの職種が性質の異なる作業を実行する。工程管理は、この調整も重要であり、それぞれの節点を各職種が守るようなものとしなければならない。


(2)大日程管理

工場の年間工事を表す場合もあるが、本項は艤装工事に限定しているので、ここでいう大日程管理は、船体、機関、電気、各騰装の相互関連を建造開始から、終了までを比較的マクロ的に描いたものである。

特に重要な節点として

(a)加工開始

(b)地上臓裂開始

(c)ブロック搭載開始

(d)主機搭載

(e)発電機搭載

(f)船殼タンク水圧開始

(g)居住区磯装渡し

(h)進水

(i)缶点火

(j)発電機起動

(k)荷役テスト

(l)主機起動





前ページ   目次へ   次ページ

 

 






サイトに関するご意見・ご質問・お問合せ   サイトマップ   個人情報保護

日本財団会長笹川陽平ブログはこちら



ランキング
注目度とは?
成果物アクセスランキング
16位
(30,551成果物中)

成果物アクセス数
427,173

集計期間:成果物公開〜現在
更新日: 2019年3月23日

関連する他の成果物

1.通信教育造船科講座 船舶関係法規 学習指導書
2.通信教育造船科講座 船殻設計学習指導書 学習指導書
3.通信教育造船科講座 工場管理 学習指導書
4.通信教育造船科講座 船体工作法 学習指導書
5.通信教育造船科講座 船舶計算 学習指導書
6.通信教育造船科講座 基本設計 学習指導書
7.通信教育造船科講座 船舶関係法規
8.通信教育造船科講座 船体工作法
9.通信教育造船科講座 工場管理
10.通信教育造船科講座 基本設計
11.通信教育造船科講座 船殻設計
12.通信教育造船科講座 船舶計算
13.造船現図指導書
14.アルミニウム合金船建造技術指導書
15.「小型造船技術講習」の報告書
16.平成8年度OECD等国際協議への対応に関する調査報告書
  [ 同じカテゴリの成果物 ]


アンケートにご協力
御願いします

この成果物は
お役に立ちましたか?


とても役に立った
まあまあ
普通
いまいち
全く役に立たなかった


この成果物をどのような
目的でご覧になりましたか?


レポート等の作成の
参考資料として
研究の一助として
関係者として参照した
興味があったので
間違って辿り着いただけ


ご意見・ご感想

ここで入力されたご質問・資料請求には、ご回答できません。






その他・お問い合わせ
ご質問は こちら から