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2)仕上げ記号
仕上げ記号は、仕上げの大略を指定する場合に用いられる。仕上げ記号には三角形記号(▽)と波形記号(〜)があり、三角記号は除去加工を行う面に、波形記号は除去加工を行わない面に用いる。
仕上げ記号を用いて表面あらさの程度を示すには、4・5表の区分値によるが、表面あらさを明確にするときには、表面記号に準じて表面あらさの区分値を付記することがある。

 

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3)表面記号と仕上げ記号の記入法
表面記号又は仕上げ記号は、次の要領で記入する。
?4・19図(a)、(b)のように、記号は、指定する面、面の延長線又は面の寸法補助線に接して実体の外側に記入する。もし、それによりがたいときは、引出し線上に記入する(c)。
?記号は、図面の下方又は右方から読める向きに記入する(a)。
?記号は、その面を最もよく表す投影図に記入し、重複して記入しない(b)。
?部品の全面を同一程度に仕上げるときは、(d)のように記号を部品番号の横か、部品

 

 

 

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