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2級舶用機関整備士指導書(平成8年度)

 事業名 舶用機関整備士の資格検定
 団体名 日本舶用機関整備協会 注目度注目度5


点検整備を定期的に実施しておれば事故の原因となる些細な異常が発見でき、修復することにより事故を未然に防止することが出来るものであり、このような習慣を身につけることが事故予防に最も効果がある。
定期点検の期間や時間は使用環境条件、取扱い方法やメーカ等により異なるため難しいがその一例を3・10表に示す。

 

2)点検・整備
(a)インペラは翼の欠損、キャビテーションエロージョン等の有無を点検し、異常のあるものは交換する。又インペラとインペラライナとのスキ間をチェックし、過大なもの(メーカ限度基準値を超えるもの)はインペラ又はライナを交換する。
(b)インペラシャフトをスラスト方向に動かし、隙間のあるものはシムにてメーカ基準値になるよう調整する。(例えばベアリングアウタの締め代が0〜0.05mmになるように調整する)又シャフトの曲がりを点検し、曲がりのある場合は修正又は交換する。
(c)シャフトスリーブを点検し、摩耗、腐食及び傷のある場合は交換する。
(d)インペラライナを点検し、摩耗、腐食及び傷のある場合は交換する。
(e)ディフユーザは翼の変形、欠損、キャビテーションエロージョン等の有無を点検し、異常のある場合は修正又は交換する。
(f)ベアリングはスラストベアリングの変形、変色、焼付き等の有無を点検し、異常がある場合は交換する。又カットレスベアリングの摩耗、偏摩耗、亀裂等を点検し、異常がある場合は交換する。
(g)シールはメカニカルシールを点検し、傷、摩耗しているものは交換する。又オイルシールも同様点検し、リップに傷、摩耗しているものは交換する。
スリーブについても点検し、シール溝が出来ている場合は逆にして組み込むか交換する。
7. アウトドライブ装置

7.1 特長

アウトドライブ装置は1959年に、ニューヨークボートショーで発表された画期的な発明であり、船内の有効面積が大きい、舵ききが良い等の利点がある。ドライブユニットそのものが舵の役目を果たしておりトリムタブで補正している。
また、駆動方式、クラッチ方式、上下装置等に各メーカが独自の機構を有しており整備については各メーカのサービスマニュアルに拠るものとする。
各種の断面図を3・77図から3・80図に示す。

 

 

 

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