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2級舶用機関整備士指導書(平成8年度)

 事業名 舶用機関整備士の資格検定
 団体名 日本舶用機関整備協会 注目度注目度5


6.5 腐食防止処置

海水による腐食防止のため、耐食性材料を使用してウォータジェットを製造し、更に最も効果的な場所に亜鉛板(亜鉛製アノード)を配置して腐食を予防している。しかし船体への装置の取り付け方や電気工事の仕方によっては腐食が生じる場合があるので注意が必要である。
海水中の金属部分、特にインペラの腐食は主として船の電気系統からの漏洩電流が原因で生じる。この電流は極めて小さく、測定不能の場合もあるが、長期間漏洩していると酷い腐食が生じることがある。
ウォータジェットの腐食対策は船体の材料により異なるが、FRP、アルミ船の場合についてアースボンド及び配線方法を下記及び3・76図に示す。

 

1)アースボンド
アースボンドはFRP船の場合、1mm厚×14.5mm幅以上、できれば25〜70mm幅の銅板を使用する。又アルミニュウム船体の場合はアルミ板を使用する。
接続配線は電気抵抗を小さくするため(0.01Ω以下)に、断面積14.5mm2以上(直径5mm以上)の絶縁銅線を使用する。又接続部は出来るだけハンダ付けとするが、ボルト締めの場合はよくみがいて接触を良くし定期的に点検すること。
船体底部の前後に伸びるアースボンドはビルジウォータから離しておき次の箇所と接続する。
(a)エンジンフレーム
(b)ウォータジェットのケーシング
(c)船体に取り付けたすべての亜鉛板
(d)燃料タンクその他の主要な金属製品
(e)主な電気装置のケーシング
(f)FRP船の場合いつも海水に浸っている船底部の外部アース板
(g)アルミ船の場合いつも海水に接している部分に溶接された接続端子
(h)バッテリのマイナス端子に直接接続

 

2)電気配線
電気配線はすべてプラスとマイナスの2本で配線し、マイナスを機器のフレームや船体に落としたり、アースボンドに通してはいけない。

 

3)ラジオ、トランシーバ、ロランその他電気機器
バッテリ、ラジオその他電気機器はウォータジェットにアースしてはいけない。完全に絶縁するか、アースボンドとウォータジェットから充分に離して、別のアース板を用いる。

 

4)亜鉛板
ウオータジェットの本体は電気的に亜鉛板に接続している。喫水線以下のウォータ

 

 

 

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