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2級舶用機関整備士指導書(平成8年度)

 事業名 舶用機関整備士の資格検定
 団体名 日本舶用機関整備協会 注目度注目度5


た経験的に芯振れや面振れをあえて設定する場合がある。中間軸芯出しが終ったあと同要領で推力軸受、主機関の芯出しを行う。

 

210-1.gif

 

3・48図 軸の芯合せ

 

2)軸系アライメント
船の軸系について、プロペラ軸には曲げモーメントとトルクが、また中間軸にはトルクが作用するものとして、軸の強度が定められている。このうち、トルクに関しては、平均駆動トルクのほかに、主機関またはプロペラなどが発生する変動トルクを考慮することによって軸の強度を定めることができる。しかし曲げに関しては、その発生因子が多種あり、定量的に明らかにし難いものが多いので、軸の強度を定めるのは困難であって、いかなる大きな曲げモーメントが実際に作用しているのか具体的には把握されていない。そこで船の軸系の曲げに関する基本計算式を設定し、定常的付加外力に基づく基礎強度を知ることができる、そして船尾管軸受および中間軸受の面圧の均一化ができる。
軸系アライメントの基本となる、船の軸系に作用する曲げモーメントの発生因子として、次のものが対象として挙げられる。
@プロペラ重量による曲げモーメント
A軸重量による曲げモーメント
B偏心変動スラストによる曲げモーメント
C支点変位と軸の弾性による曲げモーメント
そして曲げモーメントの大きさの軸方向の変化の様相は3・49図となり、夫々の曲げモーメントの合成が実際にプロペラ軸に掛る曲げモーメントとなる。さらに実際据付時に必要なカップリングのサグ(外周の芯振れ)およびギャップ(面振れ)を算出する計算法があり、軸系アライメントに関する一連の計算方法が確立されている。それぞれの計算法は省略する。

 

 

 

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