2)油潤滑方式(3・15図参照) 3・15図 油潤滑式
油潤滑方式の場合には、プロペラ軸に海水が接触することはない。したがって鍛鋼製軸であっても青銅スリーブを装備する必要はない。ただし、海水が軸受部に浸入しないよう船級協会などで承認された船尾管軸封装置を設ける必要がある。この場合のプロペラ軸は第1種軸として認められている。 3)プロペラ軸にクロスマークまたは、ヘヤークラックが発生した場合3・11図あるいは、3・13図のような場合は、傷やクラックの発生原因を究明し、対策を講ずる必要がある。 この場合、軸身の傷やクラックは3・16図の要領で修正する。ただし、検査官と協議、立会いの上施工せねばならない。 3・16図 軸身の傷の修正要領
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