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2級舶用機関整備士指導書(平成8年度)

 事業名 舶用機関整備士の資格検定
 団体名 日本舶用機関整備協会 注目度注目度5


(1) 適正な工具で分解する
ボルト、ナットは寸法にあったスパナを選んで使用し、できるだけボックスレンチやメガネレンチなどを使用して、ネジを弛める。パイプレンチやモンキーレンチなどを使用してはいけない。油圧系統などは特殊頭のボルトが使われている場合があるので、6角レンチなど専用工具が必要になる。
またエンジン専用の特殊工具を準備しなければ分解困難となる箇所もあり、必要に応じて専用特殊工具を用意する必要がある。
(2) 組立てを考えて分解する
相手部品とのなじみの問題を生じる部品にはペイントマーカ等で合せ番号を付けて組合せが変らないようにしておくこと。向きの判らなくなるような部品には合マークを付ける。長さを間違い易いボルト等は分解したあとのネジ穴へ軽くネジ込んでおくこと。オイルシールを使用している軸部分には傷を付けてはならない。ケガキマークのようなものは不注意に画いてはいけない。はめ合いが固くて抜けない時は無理に叩いてはいけない。適正な工具を用いて分解するなどの注意が必要である。
(3) 部品の整理整頓
分解した部品はそれぞれブロック別に分けて整理し、組立て時に判らなくなることの無いようにする。細かなナット、ワッシャ、ボルトなどは仕分け箱に入れておくこと。ゴミなどを嫌う燃料系統などのパイプや部品などにはゴミが入らぬよう注意が必要である。

 

1.2 部品の洗浄・点検・整備

1) 部品の洗浄について
分解した部品は点検がしやすいように必らず洗浄しなければならない。
(1) 燃焼カーボン落し
シリンダヘッド、ピストン、吸排気弁、過給機など燃焼ガスにさらされる部分には多くのカーボンが堆積付着しているのでカーボンの清掃が必要となる。このカーボンは固着していて簡単に取れないのでタガネやドライバーなどで無理に削り落して、弁シートなどを傷つけぬように十分注意しなければならない。
能率良く燃焼カーボンの清掃を行うには、市販のカーボン除去剤を用いる方法が効果的である。ただし、洗剤の使用に際しては使用法を誤らぬように十分注意が必要である。
(2) 冷却器などの洗剤洗浄オイルクーラ、空気冷却器、清水クーラなど複雑な形状をしたこれらのものは、機械的な洗浄では十分な清掃ができにくいため洗剤により行う方法が効果的である。勿論洗剤については十分調査した上で選定すると共にその使用法を誤らないように留意することが大切である。

 

 

 

 

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更新日: 2019年10月12日

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