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4. 第4章 燃料・潤滑油・冷却水

 

1. 燃料油に関する文章を完成するために、下の数値及び化学式の中から適当なものを選びその番号を( )の中に記入しなさい。

 

1. 高密度の燃料油は遠心清浄機により水分分離が困難になり、安全に水分分離できる限界密度は( )である。
2. 最新のJISでは動粘度を( )における?2/Sで表示しているが、従来のcSt(セチストーク)の数値と同じである。

 

3. 硫黄分は、次のように硫酸を生成して各部に腐食を起こす。
S+O→( )燃焼
2SO2+O2→( )燃焼室内の酸素と化合
SO3+H2O→( )燃焼時に発生する水分と化合
?15/14℃  ?0.999  ?H2SO4  ?50℃  ?SO3  ?0.991  ?SO2  ?2SO3 ?HSO3 ?SO

 

2.次の文章は燃料油に就いて述べたものである。各項目の内正しいもの2つ選び○を付けなさい。

 

( )1. 水分は清水であれば燃焼に対する傷害とはならないが、海水の場合はNa分による過給
機等への堆積物が増加し問題となる。
( )2. 硫黄分は燃焼室内で酸素と化合して、排気弁等に高温腐食を起こす原因となる。
( )3. パナジュウムは排気弁等に低温腐食を起こさせる原因となる。
( )4. ナトリウムはデポジット付着の原因となる。
( )5. 高アスファルテンの燃料は難燃性であるため、燃え難く排気温度の低下を起こす。

 

 

 

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